小説をお楽しみいただく前、もしくはお読みいただいたあとに小説の世界を深める——。この『天使の街』オフィシャル・サイトはそんな目的を持って2013年に開設されました。
このたび、6年ぶりに全面リニューアル。その注目ポイントを紹介していきましょう。
[その1]決済システムを導入
今回の大きな変更ポイントは、決済システムを導入したこと。このサイトで直に電子書籍を購入できるようになりました。
お買い物は簡単。〈購入〉ボタンをタップ(クリック)すると決済画面が表示されます。そこにメールアドレスとクレジットカードの情報(カード番号・有効期限・セキュリティコード)を入力するだけで電子書籍ファイルをダウンロードできます。
ほかの電子書店では、住所や名前などの個人情報を登録しなければなりませんが、このサイトでは不要です。手軽に電子書籍を楽しみたい方はぜひこちらでお買い求めください(お買い物のしかたはガイドのページをご覧いただければと思います)。
[2023年12月20日追記]決済方法に若干の変更があります。
〈購入〉ボタンをクリック(タップ)すると、下のような決済画面が開きます。購入に必要なのはメールアドレスとクレジットカードの情報のみ。
もちろん、これまでと同様に、Amazonなど主な電子書店でも販売していますので、行きつけのお店のある方はそちらで購入してもいいでしょう。書籍の内容はいずれの書店でも変わりません。
細かく分ければ、このサイトを含めて15の電子書店(サイト)で販売しています。
[その2]アニメの背景風ギャラリーが充実
〈お楽しみコンテンツ〉にも手を加えました。もっとも大規模な改修となったのが〈フォトギャラリー〉です。
〈ギャラリー〉そのものは以前からありましたが、今回は、小説の雰囲気になじむよう、新たに画像を“アニメの背景”のように加工しました。また、これまで「郡上八幡」の写真しか載せていませんでしたが、やはり小説の舞台となった「横浜(洋館)」「雄蛇ヶ池」を追加しました。
“アニメの背景”風の画像を見ながら、さらに小説の世界に浸っていただけると嬉しいです。
郡上八幡の小道に立つ、女子大生時代のマヨ先生(実際のギャラリーの画像にはキャラクターは入っていません)。
洋館の門から玄関へ通じる小道に立つナツミさん。バケモノ退治に来たはずなのにこんな格好。遊び感覚なのでしょう(実際のギャラリーの画像にはキャラクターは入っていません)。
[その3]シリーズ新作『天使のしるし』を投入
『天使の街』シリーズのスピンオフ作品『天使のしるし』をこっそりとリリースしました。本来はこれがメインのリニューアルとしてお話しすべきですね。
本作は、世界観や設定は『天使の街』前2作を踏襲していますし、タイトルのとおり〈テンシ〉も出てくるのですが、ガールズ・ラブのテイストはかなり薄めになっています(「ガールズ・ラブではない」と思う方もいるかもしれません)。
また前2作は、表紙のイメージから“ラノベ”のような雰囲気もありましたが、本作はあえてそう思わせないつくりになっています。
表紙もラノベを意識させないよう写真をあしらいました。
『天使の街』前2作の“甘い感じ”がお好みの方には、本作はちょっと物足りないかも。逆に、“ガールズ・ラブ”が苦手だった人には親しみやすいともいえます。
内容が気になる方は、ぜひとも『天使のしるし』のページをチェックしてください。立ち読み版は別ウインドウが開いてすぐに読むことができます(ファイルのダウンロードは不要です)。
肩ひじ張らずにさくっと読める点は前2作と変わりません。お気軽にお買い求めいただければと思います(もちろん、本作もこのサイトのほか主な電子書店で販売中です)。
セルフ・パブリッシングの醍醐味は、こんなふうに作者自身が作品の世界をあらゆる方法で広げられるところかもしれませんね。
小説を書いている作家の方々にも、本サイトが少しでも参考になれば幸いです。
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