学生時代は
愛にあふれた人!?
マヨは麗宝学園高等部国語科の教師。『天使の街〜マヨ〜』の物語はマヨの女子大生時代から始まる。ナツミという名の女と出会ったことで、マヨの運命が大きく歪んでいく。
ここでは、『天使の街〜マヨ〜』『天使の街〜ハルカ〜』に登場するキャラクターたちを紹介します。作者が彼女たちにインタビューも敢行。彼女たちの人となりを知れば、小説の世界がさらに広がるでしょう。
ここでは、『天使の街〜マヨ〜』『天使の街〜ハルカ〜』に登場するキャラクターたちを紹介します。作者が彼女たちにインタビューも敢行。彼女たちの人となりを知れば、小説の世界がさらに広がるでしょう。
マヨは麗宝学園高等部国語科の教師。『天使の街〜マヨ〜』の物語はマヨの女子大生時代から始まる。ナツミという名の女と出会ったことで、マヨの運命が大きく歪んでいく。
私立麗宝学園の国語の教師。25歳。教師歴2年。生徒たちがあこがれるような、けっして嫌味でない美貌を持つ。外見とは裏腹に、とてもさばけた性格で生徒からも慕われている。
私立麗宝学園高等部2年生(17歳)。オカルト研究クラブ〈SDK〉のメンバー。クラブの先輩であるマヒルに想いを寄せている。ネクラではないが、活発なほうではない。どちらかというと、単独行動を好むタイプ。あまり自己主張することはないが、芯はしっかりしている。間違っていることは、親しい間柄でもはっきりNOと言う。
マヨが大学生活最後の夏休みに訪れた観光地で出会った女(当時20歳)。マヨが泊まる旅館の娘。若女将としてその旅館を切り盛りしている姉がいる。温和な印象を与える容姿とはうらはらに、意志が強く頑固。融通がきかない。恋愛に対して、ある種の潔癖症という感じ。
マヨはナツミに対して強い想いを抱くようになり、これがそもそも物語の発端となる。
私立麗宝学園高等部3年生(18歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉の部長。容姿端麗、才色兼備のスーパー女子高生といった感じ。ハルカとヤヨイが想いを寄せている。ハルカがマヒルの部屋を訪れたとき、すでに異形のモノに変わっていた。
私立麗宝学園高等部1年生(15歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉のメンバー。小柄で幼さの残る人形のような少女。頼まれたら拒否できず、何でも言うことを聞いてしまうタイプ。SDKのメンバーからも、妹のように慕われている。しかし、じつは麗宝学園のお偉いさんの娘であり、「何でも言うことを聞いてしまう」のは、そのほうが自分にとって都合がよいという計算も働いてる。なかなかの食わせ物。
私立麗宝学園高等部3年生(18歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉の副部長。男勝りのさばけた性格。ちょっと乱暴で、がさつなイメージ。マヒルに密かに想いを寄せるが、持ち前の不器用さもあって、そのことが、まわりの人間には公然の秘密となっている。
後輩の面倒見もよく、まわりからの信頼も厚い。ただ、恋愛に対して一途なところがあり、後先考えずに暴走してしまう一面もある。
女たちの前に現れる異形のモノ。白い着物を身にまとった老婆の姿をしている。しかし、「よく見ると、若い美女だった」という証言もあり、その実態には謎が多い。「えっちな気分になる」「髪の毛を濡らす」ことで出現する可能性が高いという。とくにシャワーを浴びるときには、〈テンシ〉の“視線”に注意したい。
〈テンシ〉退治を目的とした謎の組織。メンバーは若い女性が多いようだ。水鉄砲を手に〈テンシ〉と戦う。そこから発射される液体で敵を怯ませることができるらしい。