マヨ │ 麗宝学園教師

マヨ先生に見た目と
性格のギャップ萌え!?

私立麗宝学園の国語の教師。25歳。教師歴2年。生徒たちがあこがれるような、けっして嫌味でない美貌を持つ。外見とは裏腹に、とてもさばけた性格で生徒からも慕われている。

私立麗宝学園の国語の教師。25歳。教師歴2年。生徒たちがあこがれるような、けっして嫌味でない美貌を持つ。外見とは裏腹に、とてもさばけた性格で生徒からも慕われている。

マヨ先生は、私立れいほう学園高等部・国語科の教師です。

見てのとおり、マヨ先生は美人です。「かわいい」というより「キレイ」なタイプ。

こういう見てくれの人は、性格が高ビー(高飛車)と相場が決まっておるのですが(偏見)、マヨ先生はそんなことはありません。

東京の下町育ちということもあって、サバサバした性格で、見た目の印象とはだいぶ異なります。だから、「どうせお高くとまってるんでしょ?」なんて思って接すると、「あれ?」ってなります。

見た目どおりの性格であれば、生徒たちからは総スカンかもしれませんが、もちろん、マヨ先生に対する生徒たちの好感度は高い。

年齢は24歳。教師暦は2年目ですから、生徒たちから見ると、先生というより「頼れるお姉さん」という感じなのでしょう(よくわからんけど)。

マヨ先生に関わった人たちは、みんな口をそろえて「愛があふれている人」と言います。「愛とは何か?」なんて、私にはわかりません。わからないなりに言い換えると、「包容力がある」「自分に厳しく他人に優しい」ということなのかもしれません。

何か問題起こっても、マヨ先生は決してあわてません。冷静にものごとに対処していきます。楽天家ということもできますし、ちょっと間が抜けている、なんて言いかたもできるかもしれませんね。

天使の街〜マヨ〜』には、女子大生のマヨさんも登場します。「教師としての責任」を背負っていないせいか、女子大生のマヨは、とても能天気です。

『天使の街』は、言ってみれば“幽霊退治”のお話です。マヨは、行きがかり上、ゴースト・バスターズみたいな組織に所属することになります。

義務感から幽霊と戦っているのではなく、単に「好きな人と一緒にいたいから」という理由で参加しています。じつに動機が不純。そんなことでいいのでしょうか?

だからバチが当たった──というわけでもないのですが、作者によって、マヨには過酷な運命が用意されているのでした。

ヤヨイさんに聞いてみよう

──マヨはどんな先生ですか?

ヤヨイ どんな先生ねぇ……いいんですか? ネタバレになりますよ?

──いや、ネタバレはマズイな……じゃあ、最初に会ったときの印象を教えてください。

ヤヨイ 最初に会ったとき……あれは、そうだ、マヨ先生が新任教師として初めてこの学校に来て、ウチが校内を案内してあげたんだっけ。そしたら、くっ、くくくく。

──ちょっと! 思い出し笑いは自重して。

ヤヨイ マヨ先生がさ、ウチのこと「ヤヨイさん」って、「さん」づけで呼ぶからさ、ははははは!

「よし。これでひととおり案内するところは案内したかな」

「ありがとう、ヤヨイさん」

「あ。そこはヤヨイで。『さん』づけする先生なんて、この学校にいないよ」

「あ……ありがとう……ヤ…ヤヨイ……」

「ぎゃはははは。マヨ先生、緊張してる! きゃはははは」

ヤヨイが顔をクシャクシャにして笑っている。 私は自分が赤面しているのを感じた。

そうだよ。私は教師なんだから、生徒を呼び捨てにしていいんだよ。本人がそうしろって言っているわけだし。

ヤヨイ まあ、とにかく、最初はビビったよね。あんだけの、アレだもん。

──アレ?

ヤヨイ めっちゃ美人ってこと。だからさ、ウチらも、ちょっと身構えちゃって。でも、実際は、美貌を鼻にかけたりしなくて、けっこう気さくで、教え方も熱心だしさ、ウチは好きだよ。

──あ、ありがとうございました。

ヤヨイ ねえ、ウチの紹介のときも、誰かに話を聞くんでしょ?

──そうだね。誰に聞くのがいいかな?

ヤヨイ 一番いいのは、マヒルだけど……あいつに聞くのは無理だよね?

──うん。そうだね無理だね……

ヤヨイ ……。

──元気出して、ヤヨイさん。

ヤヨイ いや、落ち込んでいるわけじゃないよ。だって、あいつは今しあわせだってことはわかってるわけだし、実際に会えなくても……。

──おっと、ネタバレはそこまでだ。

マヨ

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