『天使の街〜マヨ〜』

『天使の街〜マヨ〜』イメージ

テンシに運命を歪められた悲運な女たちのストーリー

女子大生のマヨは、ひとり旅で岐阜県・郡上八幡を訪れ、ナツミに一目惚れしてしまう。 ナツミは〈テンシ〉と呼ばれるバケモノについて語りだす。 話を半信半疑に聞きながらも、マヨはナツミの不思議な魅力に惹かれていく──。

郡上八幡の名物〈郡上おどり〉の開かれた夜、マヨは〈テンシ〉に襲われるが、その危機をナツミが救う。ナツミにすっかり心を奪われてしまったマヨは、告白することを決意する……。

郡上八幡、汐留、横浜、雄蛇ヶ池──。実在する「テンシの街」を舞台に、バケモノ退治に奮闘する女たちは、異形の持つ奇妙な魅力に惹かれ始めていく……。

ガールズ・ラブと心霊学園ホラーのビターな融合。

テンシと呼ばれる異形がさまよう街で少女たちの想いが交錯する。

この小説の見どころをチェック

女の子が女の子に恋をする
〈ガールズ・ラブ〉

高校の教師が教え子に恋心を抱く“禁断のラブ・ストーリー”が展開します。過激な性描写はありませんので、これまでガールズ・ラブに抵抗感のあった方でも安心してお楽しみいただけます。もちろん、男性にもおすすめです。

ふたりの主人公が活躍する
〈クロスオーバー〉

本作品には、姉妹編『天使の街~ハルカ~』があります。ストーリーはそれぞれで完結していますので、いずれか一方だけでもお楽しみいただけます。しかし、もう一方の物語を読み解くことによって、より世界観を深められるでしょう。

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作品の完成度を高める
〈プロの校閲チェック〉

本作品は、プロの校閲さんに原稿の確認を依頼し、言葉の選択、設定上の矛盾、内容の正当性などを厳しくチェック。読みやすく、わかりやすい表現を心がけ、ふだん読書をしない人もさくさく読み進められます。

マヨが振りかえる〈天使の街〉の出来事

恋に悩む女たちはテンシに惑う──登場人物紹介

マヨ

この物語の語り手。高校教師を目指す女子大生。のちに私立麗宝学園・国語科の教師に。外見は綺麗だが、姉御肌で面倒見がよく、まわりから頼りにされるタイプ。けっこう惚れやすく冷めやすい面があるかも!? ⇒学生時代は愛にあふれた人!?

ナツミ

マヨが観光地で出会った女の子(当時20歳)。マヨが泊まる旅館の娘。温和な印象を与える容姿とはうらはらに、意志が強く頑固。融通がきかない。恋愛に対して、ちょっと潔癖症という感じ。⇒ナツミさんは悲劇のヒロイン!

マヒル

私立麗宝学園高等部3年生(18歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉の部長。容姿端麗、才色兼備のスーパー女子高生といった感じ。マヨによれば、顔がナツミに似ているらしい!? ⇒マヒルは学校中が憧れるスーパー女子高生!

サキ

私立麗宝学園高等部1年生(15歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉のメンバー。小柄で幼さの残る人形のような少女。SDKのメンバーからも、妹のように慕われている。⇒サキはみんなのアイドル

ヤヨイ

私立麗宝学園高等部3年生(18歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉の副部長。 男勝りのさばけた性格。マヒルに密かに想いを寄せるが、持ち前の不器用さもあって、そのことが、まわりの人間には公然の秘密となっている。⇒ヤヨイは男勝りだけどもっとも女らしい!?

ハルカ

私立麗宝学園高等部2年生(17歳)。心霊研究クラブ〈SDK〉〉のメンバー。クラブの先輩であるマヒルに想いを寄せている。あまり自己主張することはないが、芯はしっかりしている。⇒ハルカは元いじめられっ子!?

『天使の街〜マヨ〜』のサンプル版を読んでみよう

郡上八幡での不思議な体験を描く序盤の一挙100ページをお楽しみいただけます。

*表示は実際の製品と多少異なる場合があります。

麗宝学園の生徒さんからのコメント

サキさん

ボクがおばさんのサロンでお手伝いをしていたときのことが書いてあります。何度も読み返しちゃいますぅ。おばさんも天国で読んでくれていると思います。

ヤヨイさん

マヨ先生の女子大生時代のことが書いてあって、すっごく面白い。先生の恥ずかしいエピソードもあるしね、くくく……まあ、ウチの恥ずかしいことも入ってるんだけど。

ハルカさん

マヒルさんが出てくるところは、最初は読むのが辛かったのですが、いまはいい想い出になっています。明日からもがんばろう!という気持ちにさせてくれます。

『天使の街〜マヨ〜』は電子書店で販売中

このサイトのほか、下記の主要電子書店で販売しています。お好きなサイトでお買いもとめください。

『天使の街〜マヨ〜』

著者夜見野レイ
発行2014年5月25日
発行者ぎゃふん工房
ページ数530ページ(文庫本換算)
フォーマット電子書籍(ePub)
価格400円 *消費税の扱いは書店によって異なります。

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