ハルカとマヨは雄蛇ヶ池で〈テンシ〉に襲われる
『天使の街〜ハルカ〜』と『天使の街〜マヨ〜』では、〈テンシ〉を探すため千葉県東金市にある雄蛇ヶ池を訪れます。実際、知る人ぞ知る心霊スポットですが、どんな場所なのか?
写真から現地の雰囲気を感じとっていただければと思います。
*小説では真夜中に雄蛇ヶ池を訪れる場面がありますが、実際は夜は立ち入り禁止です。
*写真は2013年3月に撮影されたものです。
画像は小説の雰囲気に合わせて“アニメの背景”のように加工しています。画像をタップ(クリック)すると加工前の画像が表示されます。
雄蛇ヶ池は駅からは遠く、バスか車を使う必要があります。
池の入り口に駐車場があります。マヨはここでメンバーの異変に気づくわけですが……。
入り口付近から池を望みます。心霊スポットだと思うと“なにかが出そう”な感じがします(小説では実際に“出る”のですが)。
雄蛇ヶ池の説明が書かれた看板。心霊スポットであることには触れられていません(当然ですが)。
こういったものが存在するということは、看板では説明されていなくても、じつは霊的な場所なのかもしれません。
池のまわりにはこんな小道があり、散歩を楽しめるようになっています(前述のとおり、夜は真っ暗です)。
祠のようなものが建てられています。まさか郡上八幡のように〈テンシ〉が祀られている!?(郡上八幡については小説の設定です)。
陽が暮れると、雄蛇ヶ池は不気味な表情を見せ始めます(心霊スポットを意識すれば、ですが)。
上記の看板には書いてありませんが、雄蛇ヶ池が心霊スポットとして知られているのは事実です。
想いを寄せる人といっしょになれなかった娘が、この池に身を投げ、蛇となって棲みつづけた、という伝説が残っている。
ミライちゃんが事前に調べてきたらしく、そんな逸話を嬉々として語ってくれた。
「地元の人のデートスポットにもなっているそうですよ」
『天使の街〜マヨ〜』
「伝説が残っている」のは事実ですが、「デートスポットにもなっている」のは小説の創作です。
実際は、釣りの名所として知られているようです。