郡上八幡は〈水〉と〈夜〉の街
『天使の街~マヨ~』の第1章では、主人公の女子大生・マヨが郡上八幡にひとり旅に出かけます。ここでは、郡上八幡の画像を見ながら、マヨと一緒に旅の気分に浸ってみましょう
*写真は2012年8月に撮影されたものです。
画像は小説の雰囲気に合わせて“アニメの背景”のように加工しています。画像をタップ(クリック)すると加工前の画像が表示されます。
郡上八幡の駅です。なお、小説ではこの駅に到着する場面は描かれず、いきなり〈吉田川〉(下の写真)にやってくるシーンから始まります。
吉田川。マヨが立っていたところはコンクリートで整備されていますが、むこう岸はほぼ自然のまま。キャンプをしているテントも見えます。目の前の山の頂上にはお城があります。
「プロローグ」で、白いワンピースの少女が足を浸けていた溝。
吉田川を上流のほうへ少し上ると、こんな感じの風景になります。
川で不思議な光景を見たマヨが、お昼を食べるのを忘れて買ってしまった〈みたらしだんご〉です。
街の中にも小さい川が何本も流れています。
街のあちこちに、こんな水のギミックが施されています。
“美人女将”のフユミに案内された〈郡上おどりの像〉。
〈宗祇水〉は、わき水が出ている祠です。マヨとナツミが出会った場所。
「〈テンシ〉の祠」に通じる〈八幡山〉の入り口。
旅行雑誌などではあまり大きく扱われないのですが、陽が沈むと、この街はいっそう活気づいていきます。
川べりの遊歩道にカンテラが置かれ、雰囲気を盛り上げます。
小説の中で「郡上おどり」が催された〈城下町プラザ〉(会場は日によって変わります)。
「郡上おどり」の様子。ふだん着でも参加できます。
夜の宗祇水は昼間とはまた違った雰囲気を醸しています。
宗祇水のそばにかかっている〈清水橋〉。昼間、ナツミはここに立っていました。
マヨが迷い込んでしまったと思われる〈やなか水のこみち〉。
〈郡上八幡城〉です。
〈郡上八幡城〉から望む街。マヨもここから街の風景を眺めました。
郡上八幡駅の中に、昔つかわれていた道具などが展示された小さい博物館があります。
長良川鉄道の車両です。マヨは来たときとは異なる気持ちでこれに乗りました。
郡上八幡は、意外とこじんまりとした街で、一日もあればおもな観光スポットをまわれます。もちろん、たっぷり日数をかけて細かく観ても楽しいところです。
郡上八幡の最大の見どころは〈郡上おどり〉です。夜、メインイベントが催されるのは観光地としては珍しいのではないでしょうか。
なお、小説では知る人ぞ知る心霊スポットのように描いていますが、もちろんこれは創作です。それくらいイマジネーションがかきたてられる魅力にあふれた街ともいえます。